月猫の独り言 




                                ひさかたの

                                  光のどけき春の日に

                                     しづ心なく

                                       花の散るらむ





                                               

                                                     - 紀 友則 -




                                               



























                                   



                             進歩のない逃亡者

 
                                  と


                             進歩しない追跡者







                              一人二役 じゃ...

























                                       
                         


                         


                               また

 

                              ナクシタ ...



















        







                        













           


月猫の独り言 


    
                                 Dicember 13


















           


                        どうすることもできない事実

                        気が遠くなる程の永い時間


                           奥底に隠れ潜む

                            消えない深淵


                           音も無く忍び寄る


 
                            嘲笑うように

                         気まぐれに弄ぶように


                            突き刺す刄






                             砕け散る



















                            




                                   blue star

                                  14245 days


























               


                            誰かの所為じゃない


 


                                自分が


                                



                                孤りに


 
                              していたんだ

















 


                 ふと、ある文章に、目が留まった。

                 カラダが凍りついたように、動けなくなった。



                 解かる人には、 ゛ワカル″ だろう。

                 一度は、こう思った事があるはずだ。



                 人は、目に見えないモノに対して、

                 極めて、鈍感であり、無関心 だ。

                 残酷すぎる では 足りないほどに...





                     - 人の肉体を殺したら罰せられるのに、

                       人の心を殺しても罰せられないのですか? -



                                     「償い」 / 矢口敦子 著 より




















 


                           結局

                          やっぱり



                          孤り... ナンダ





                           さっき

 
                         今更ながら

                        思い知らされた



                         突き刺さった





                         嘲笑えるよ


                         滑稽すぎて



                          悲しくて